体の健康は心の健康です
心の健康とは心が安寧(穏やかで安定)であることだと思います
動物たちの心の安寧に必要なこと、それは飼い主さんの心の安寧です
つまり、飼い主さんと動物たちが共に穏やかであること
家族として心と心でつながり、幸せを分かち合うこと
そのために何が必要なのか
それを考えています
治療の一環として、皮膚をかゆがるワンちゃんに有機栽培・手紡ぎ・手織りのやさしい布をお勧めしています。
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その布と出会ったのは、患者さんがきっかけでした。ノミアレルギーで皮膚がただれて治療中のワンちゃんが、ある日素朴な布を首に巻いて診察にやってきたのです。だんだんと皮膚は改善に向かいました。そのことを忘れかけたころ、知人から再びその布のことを聞いたのです。それからさまざまな患者さんに洋服を作っては試していただく日々が続きました。最初は両足と腰回りがただれているワンちゃんにズボンを。次は胸元をかきむしるワンちゃんにTシャツを。。。。すると多くの皆さんは、洋服を着ている間は皮膚を掻かない、もしくは落ち着いているとおっしゃるのです。
動物の体というのはどんな病気になっていても、治ろうとしています。治ろうとしている皮膚を掻いて刺激してしまうために悪化するのです。ステロイドや抗生剤を使わなくても自然な布を着ていれば皮膚をかゆがらない。目からうろこの経験でした。
私は薬に頼らない医療を目指しています。しかし皮膚病の場合は栄養素が足りない場合が多く、ビタミン剤や強肝剤などさまざまな薬やサプリメントが必要になります。目指す医療と現実の矛盾に長く葛藤してきました。そんなときに不思議な自然栽培の布に出会ったのです。
今私は動物たちの健康に本当の意味で寄り添える喜びに満ちています。一匹でも多くのワンちゃんに健康になってもらいたい。より穏やかな暮らしを送ってもらいたい。動物たちと飼い主さんの健康と平和のためにもっともっと努力していきたいと思っています。
時を経ても残っているモノには、美しい佇まいがあります。
骨董を取り入れていくと、生活に安らぎが生まれます。
骨董を使うということは、作った人や使った人たちとの時間を共有し、そのモノが歩んできた長い年月を共有するということ。
骨董に感じる安らぎとは、連綿と続く時の流れを感じることで生まれてくる心のゆとりなのだと思います。
私は、そのような心のゆとりをワンちゃんとも共有することをお勧めします。
水やえさの器を骨董に変えてみませんか。
もちろんワンちゃんは骨董の良しあしを味わうことはできないかもしれません。
けれど、骨董を眺めて安らいでいる私たちの心を感じているはずです。それを感じるとワンちゃんたちの心が落ち着きます。心と心の会話とはそういうものではないでしょうか。
美しい器にゴミや埃は似合いません。埃が入っていたら丁寧に取り除きましょう。水にゴミが入っていたらすぐ取り換えましょう。ワンちゃんたちだって新鮮で香りのあるご飯がたべたいのです。
心のゆとりのために。
丁寧な暮らしのために。
ワンちゃんと心と心でつながるために。
生活に骨董を取り入れてみませんか。